
ラッピングフィルムによる研磨方式としては、加工形状により異なりますが、一般的には以下の方式があります。
①テンション方式…加工物を回転もしくは平行運動をかけ、ラッピングフィルムに一定のテンションと速度を与えて送り出しながら、加工物に一定の押し付け荷重を与えて研磨を行う方式です。 ②バックアップ方式…バックアップで裏から加工物に一定の押し付け荷重を与えて研磨を行う方式です。 このようなラッピングフィルムによる研磨加工は低い速度で順次送り出し、常に新しい砥粒面で研磨を行なうため、加工面の仕上げ粗さが均一となり、加工能率・品質も一定になります。 バックアップは円筒状、平板状、成型状に区別され、材質は加工部品に合わせて最良のものを選定します。 |
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![]() ■テンション方式 |